06/01/12更新

批判者がいるうちは
株が上がり続ける

要するに、奴らは必ず株を売り切るだろうということ。だって、奴らはまだ買っているんでしょう? だから株が上がっているんでしょう? そして、ようやく金利が上がり始める。そうすると、日本の投資家は投資するところがなくなってくる。日本でも小さな政府が実現すれば国債発行残高が減るんだから、どこに金を持って行くの? 株式市場しかないよね。郵政民営化もそうだよ。

これから郵便局が投資信託を売るようになるでしょ。それによって、民間の預貯金や郵便局の財政投融資が減って、それがちゃんと運用されるようになる。みんな株を買う方に向かうわけですよ。

外国人投資家が投資マネーを回収し、郵政民営化が株の上昇に拍車をかける。分かりやすい理屈でしょ。こんなの誰が考えたってそうじゃない。もう株がだいぶ上がってきたからって、ビビッている人がいる。でも、大きく上がった株は急降下しない。例えば住友金属なんかはバカ上がりしたよね。

だけど、常識から考えたら、もう大きくは下がらない。むしろ、また上がる確率は高いんじゃないかな。株って面白いもので、批判的な奴がいる間はまだまだ上がり続けるんです。そういうものなんですよ。もうあまり難しく考えない方がいい。「日本株」は永遠に上がる。少なくとも僕はそう思っています。

日本円は
アジアの基軸通貨になれるのか

一方、円安だとか円高だとか騒いでいるけど、日本がこのまま戦略のない外交を続けていたら、円も最後はドルになっちゃうかもしれない。結局、外交なんて弱肉強食の世界だから、最後の最後は武力があるかどうかで決まる。だから、ドルが基軸通貨である状態はずっと続くと思うし、最終的には世界の通貨がドルに収れんする可能性はあると思う。

グローバル化とは、要するに地球が1つになる方向に進んでているということ。だから、きちんとした戦略がないと、埋もれちゃう。悲しいかな、日本というのは戦略がない国だよね。

例えば、かつてアジアの覇権を握るチャンスがあったのに、当時の宮沢喜一首相が何をやったか。97年にアジアが経済危機に陥った時、日本は円をアジアの基軸通貨にすることができたと思う。中国なんてまだ力がなかったわけだから。それをうまく成し遂げることができなかったんだから、宮沢は大物じゃなかったと思うよ。アメリカが許さないとかそんなの関係ない。政治家として、器の小さい男だよ。

人が考えないことをやって
初めて金持ちになれる

それに比べたら、田中角栄というのはスケールのデカい男だったよね。昔、何回か田中角栄の講演を聞いたことがあるんだけど、話が雄大だった。新潟の柏崎での講演で田中角栄がこう演説していた。

「皆さん、雪が降って大変でしょ。山を全部削れば、雪は関東平野に行くので新潟には雪が降らなくなる。そして山を削って出た土砂を東京湾に持っていって埋め立てれば、東京も広くなるんです」ってね。この発想、考え方が素晴らしいよね。海を土砂で埋め立てれば宅地になるなんてさ。

これは投資にも通じる考え方だよ。皆がほしいという土地を買う奴より、あえて人が住めないような土地を買う奴の方が儲けられる。タダ同然みたいな土地を2万円で買って20万円で売る。それでも10倍でしかない。

もし2万円で買って200万円になれば100倍になる。こういう発想よ。株も同じ。いや、株だけじゃなく、全てがそうなんだよ。人が考えないようなことをやって初めて金持ちになれる。若い人には、そういう金の儲け方を考えてほしいな。

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