06/12/14更新
誰を味方につければ“おトク”かを見極めよ
例えば、“社内事情通”の部下に嫌われると、悪い噂を流されてしまうので、こういう部下はぜひとも味方につけておいた方がいい。その部下を取り込めば、悪い噂を流されないばかりか、逆に自分のいい噂を流させる際に利用することもできます。
あと、すぐに徒党・派閥を組みたがる部下も要注意です。しかし、派閥のリーダーにさえ好かれておけば、その派閥の部下全員が味方になってくれますので、リーダーとの人間関係だけに労力を割いておけばいい。全員に均等に力を注ぐ必要はないんです。
誰を味方につけておけば自分にとって“おトク”か。それを見極めるのが上司の才覚であり、資質です。そして、キーマンを見極めたら、他の部下には嫌われてもいいという気概で、その部下に全精力を注ぐ。それくらいやらないと、部下の心を動かすのは難しいのです。
「上司の生き残りマニュアル」といった本が出るくらい、上司にとっては本当に厳しい時代になってきているんです。
(続く)

回答者
内藤 誼人氏
評価に値しない業績に終わってしまった場合、たとえ部下から突き上げられたとしても、「全社的に評価できないのだから仕方がない」と強い態度を示しましょう。
そもそも、部下全員が文句を言わずに黙々と働くということは稀です。皆にいい顔をしたところで結果が変わらないのであれば、むしろ付いてきてくれているメンバーにのみ気をかけるべきです。
例えば、給与は上げられないまでも、「今回はこの金額だけど、オレは評価してるから」と個別に語りかけることで、モチベーションを保てるように仕向けるとよいでしょう。
[連載一覧]
- 年収アップのための「給与交渉術」(1) /1000人のクビを切った男・梅森浩一が伝授!
- 年収アップのための「給与交渉術」(2) /1000人のクビを切った男・梅森浩一に学べ!
- 年収アップのための「給与交渉術」(3) /1000人のクビを切った男・梅森浩一が伝授!
- 年収アップのための「給与交渉術」(4) /クビキラー・梅森浩一の極秘ネタ「転職編」スタート!
- 年収アップのための「給与交渉術」(5) /クビキラー・梅森浩一の隠し技「転職編」第2弾!
- 年収アップのための「給与交渉術」(6) /年収アップを実現する面接3大ルール
- 年収アップのための「給与交渉術」Part 2(1) /ヤクルトスワローズ・古田敦也の“年俸交渉人”が教える
- 年収アップのための「給与交渉術」Part 2(2) /サッカー日本代表・宮本選手の“年俸交渉人”が教える
- 年収アップのための「給与交渉術」Part 2(3) /日本初のプロスポーツ選手代理人が極意を伝授
- 年収アップのための「給与交渉術」Part3 (1) /交渉テクニックより人間関係!?
- 年収アップのための「給与交渉術」Part3 (2) /人間心理に即した、交渉テクニックを実践しよう!
- 年収アップのための「給与交渉術」Part3 (3) /タフな人事や上司を打ち負かす“必勝交渉術”!
- 年収アップのための「給与交渉術」Part3 (4) /ひとモメしてからが“本当の交渉”の始まり
- 年収アップのための「給与交渉術」Part3 (6) /「人畜無害」と「二股部下」はマイナス査定の対象!
- 年収アップのための「給与交渉術」Part4 (1) /国際弁護士・八代英輝が“エセ交渉術”の横行を裁く!
- 年収アップのための「給与交渉術」Part4 (2) /アメリカ流交渉術の意外な“長所”とは?
- 年収アップのための「給与交渉術」Part4 (3) /譲歩せずに成果を勝ち取る“交渉テクニック”とは?
- 年収アップのための「給与交渉術」Part4 (4) /“怒るフリ”から謝罪法”まで交渉テクを一挙公開!
- 年収アップのための「給与交渉術」Part4 (5) /最終回に最強の交渉相手。最後まで目が離せない!
[おすすめ記事]
- 年収6000万円 女性トップセールスの「売るスキル」(2) /ヘタな営業マンほど“小手先スキル”の習得に明け暮れる
- 年収6000万円 女性トップセールスの「売るスキル」(3) /VIPとの人脈作りでトップセールスを目指せ!
- 未来かたる「1億円プレイヤー」への道(7) /どうすれば“億万長者”になれるのか
[おすすめサービス]



質問者
中村 修一さん
(仮名・36歳)
上半期の人事考課に際し、部下7人中4人から「納得がいかない」と突き上げられました。不具合が生じてリコールしたりと、客観的に見れば「評価に値しない」と言われても仕方ないのですが、中にはそういう事情を汲んでくれない人もいて……。
私を含め、システムチームは総スカンを食っているわけで、と諭したのですが、「あんまりじゃないですか!」と熱弁を振るう部下を目の前にすると、胸が痛くなってしまいます。
でも、本心では文句を言わずに納得してくれた部下がかわいいし、頑張ってもらいたい。うまい愛情のかけ方というか、バランスの取れたマネジメント法はありますか?