07/01/16更新
“二股”をかける部下は信用されない
誰からも好かれようとするのではなく、ノシあがるために必要な「キーマン」を見極めなければならない
やはり、上司との人間関係が査定に大きな影響を与えることは疑いようがありません。そこで難しいのは、上司が複数いる場合にどの上司に付くのが一番自分にとって有利かを判断することです。例えば、直属の上司の課長がいて、その上にさらに部長がいるようなケースです。
もし、部長と課長のソリが合わないという場合には、部下はどちらとの関係を重視したらよいのか悩むことになります。より強い権力を持っているのは部長でも、給与の査定を直接するのは課長です。給与交渉を有利に進めるという観点では、やはり課長と良好な関係を築くことに注力するのがセオリーでしょう。
部長の方が権力を持っているから部長に行った方が得と考えるかもしれませんが、部長派閥が失脚する可能性もないわけではありません。普通は部長の方が課長よりも年齢が上ですし、部長が先に退職して課長が次の部長になったら、目も当てられないことになります。
ただ、どうしても課長とソリが合わず、努力してもニッチもサッチもいかない状態であれば、課長を飛び越えて部長との関係を強化するしかありません。ここで重要なのは、部長にも課長にも好かれようとは考えないことです。中途半端にどちらにも好かれようとすると、どちらからも信用されないという結果になります。“二股”をかけるような人間を自分の腹心にしようとは誰も思わないものです。


