07/04/19更新

“お任せ交渉”ではベネフィットを勝ち取れない

【画像:八代英輝】

また、アメリカでは交渉の上手い下手で、給与の金額がずいぶん変わってきます。メジャーリーグの選手を見ているとよく分かりますが、年俸額だけでなく、出来高の設定をはじめ、保険をどうするとか、ケガをしたときの保障とか、さらに車や家をつけるとかといった「ベネフィット」も、すべて交渉で決まります。

ビジネスの世界でも、例えば外資系ファンドのマネジャーは、どのクラスのベンツをつけてもらえるのかなど、1つひとつ交渉することも多いようです。ベネフィットの質・量は人それぞれですが、いずれにせよ、日本人のように「お任せします」みたいなことはまずないと言えます。

あと、“民族性”という観点で言えば、ユダヤ系のアメリカ人には細かいところにこだわるタフな交渉相手が多いですね。目を皿のようにして契約書を読み、何かオプションを付けられないだろうかと、とことん追求する感じで……。実際、このアプローチに根負けして要求を飲んでしまうことも少なくないんですよね。

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