06/07/07更新

ITバブル崩壊のショックを解消しつつある中、IT業界には明るい兆しが見え始めてきた。だが、一方で企業は優秀な人材の獲得に四苦八苦している。「ボーナス転職」によって人材動向が激化するこの時期、転職者はどのようなキャリア・ストーリーを見い出すべきなのだろうか

(取材・文 / 中村 京介)

ITバブル崩壊の後遺症を解消

株式会社ハイテクジャパン
コンサルタント
鈴木 康和氏

大学卒業後、数社を経て(金融システム営業・ビジネス系コンピュータシステム営業として活躍)人材紹介業界へ。27年間に及ぶIT業界での営業経験を生かしたコンサルティングには定評がある。職種は営業・エンジニア・アドミニストレータなど幅広く対応

夏季ボーナス2年連続アップという「明るい」結果が表れる中で、業績変動が激しいIT業界ではボーナス格差が生じるのではないかと懸念する人も多いのではないだろうか。エンジニアに特化した人材紹介会社ハイテクジャパンでコンサルタントを務める鈴木康和氏は、IT業界のボーナス動向について次のような展望を持つ。

「この2年で、ITバブル崩壊の後遺症から完全に脱したという感がありますね。企業の業績も良くなっているので、今後はボーナスも上向きと言い切っていいと思います」

当然、こう言い切るのには理由がある。つまり、IT業界のボーナスアップの背景には、企業の業績回復と、深刻な人材不足があるのだ。

「最近、『去年40名だった採用枠が、今年は70名になった』というような話をよく耳にするようになりました。我々に対する求人のご依頼はものすごく多いですね。ただ、人材の奪い合いの中で、採用目標を達成するのは相当難しい。企業は、採用候補者の希望年収になるべく応じるといった姿勢を見せる一方で、今いる優秀なエンジニアの引き留めに必死になっています」

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