06/09/05更新

遂に社長がクビになったぁ!「上に嫌われたら終わりだから」と語る吉池氏。それなら下からは嫌われても平気なのか、というほど甘い世界ではなかった。会長と反りが合わず、部下にも見放された社長はどのように解雇されたのか。解雇が決まってから、某社長の取った意外な行動とは……。「外資は働く人にとってフェア」というありがちな記事の大嘘を暴く社長解雇劇!

外資系IT企業 事業開発部門 シニアマネジャー
吉池透氏(仮名・36歳)

早稲田大学法学部出身。大手電機メーカーで海外営業部門など5年間勤務後、外資系広告代理店のマーケティング部門で4年、国内ベンチャーのIT部門マネジャーなどを経て、今年世界有数のIT企業へと転職。事業開発部門のシニアマネジャーとなり、年収も20%アップした。日々、社内公用語である英語力アップに励む

2006年8月×日

やっぱり外資って恐いとこ……

大変なことが起こったみたい。今日さ、毎週月曜の朝からやっている定例の会議が突然中止になったのよ。会議嫌いだからそれはそれでよかったんだけど。でね、夕方に会社の役員連中から社員に大会議室への招集がかかったんだよね。社長は外出中。これって、今までにないパターンでさ。出張中ならともかく、外出中に社長を飛び越して役員が社員に招集をかけるというのはいかにも不自然でしょ。外資系暮らしの長い僕には、だいたい察しがついたけどね。

会議室に行くと、一番格上の役員から「これから経費精算や各種レポートは××社長ではなくて、会長にするようにしてください。今のところは、これ以上のことは話せません」だって。ついに来たねえ~。会長との不仲は周知の事実だったけど……。××社長、下からも嫌われてたからねぇ。

さすがにこのコメントを聞けば、外資系は初めてという若い連中でも気付いたよ。会議室を出る時、笑みを浮かべながらヒソヒソ話。××社長がいかに社員に嫌われていたかを、再確認する光景だね。

「Fire!(“クビ”という意味。外資の共通語)」はどうやら確実みたいだけど、詳しいイキサツは現時点では不明。それにしても急だよなあ。やっぱ外資って恐えぇ。僕も××社長は嫌いだったから嬉しい半面、将来の自分を見るようで、軽く落ち込んだね。“外資系の住人”としては、僕もまだまだ甘いかな。

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