07/07/23更新

「外資系企業の日本企業化」が進んでいるというが、一体その実情はどのようなものなのか……。実際に現場マネジャーとして採用に携わる吉池氏が、外資流の採用活動と国内企業の採用活動の違いを告白。外資の最新人材ニーズと採用したい人材に対するエゲツない年収査定を暴露する。IT人材については英語力よりも技術力重視に変わってきたと言うが……?

外資系IT企業 事業開発部門 シニアマネジャー
吉池透氏(仮名・36歳)

早稲田大学法学部出身。大手電機メーカーで海外営業部門など5年間勤務後、外資系広告代理店のマーケティング部門で4年、国内ベンチャーのIT部門マネジャーなどを経て、今年世界有数のIT企業へと転職。事業開発部門のシニアマネジャーとなり、年収も20%アップした。日々、社内公用語である英語力アップに励む

2007年7月×日

外資系企業から外国人の姿が消える?

今日は午後から面接が立て続けに2つ。それにしても最近続くなぁ。これじゃ、まともに自分の仕事ができない。まあ、人材採用の大切さはマネジャーとして心得てはいるけどね。

最近の売り手市場の波は確実に外資にも押し寄せていて、まとも、いや優秀な人材を採るのは本当に大変。外資は日系企業と競争しなきゃいけないのはもちろん、他の外資ともどれだけ優秀な人材を抱えているかで競争しなきゃいけないからね。「これは!」と思う人材には、ウチの会社の魅力を積極的に出していかないと逃げられちゃうし。そういう意味で、面接は転職候補者にとってだけじゃなくて、会社にとってもアピールの場なんだよ。

まぁ、今日面接した人のうち、2人目に面接した人は厳しいだろうなー。経験年数に比べて、場数が足りなさすぎ。こういう人ってどうすりゃいいんだろうね。うまくどこかに入り込めればいいけど。採用転倒者のホンネとしては、「売り手市場だからって、外資をナメんなよーっ!」ってとこかな。

最近はほとんどの外資系企業で採用を強化しているみたいだけど、その背景には、外資系企業の“ローカル化”のニーズがある。賢い外資系企業ほど、日本市場の特殊性に対する理解が進んでいる感じ。

その流れで、日本人社員を増やして見た目も“ローカル化”したいと考えているってのがウチの会社。オフィスにはまだまだ外国人が多いけど、今やっている採用活動は日本人採りだからね。

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