06/02/20更新

ホリエモン逮捕後も世の中を大きく騒がせているライブドア事件。この影響で、えす氏が保有する株の時価総額も大きく上下した。直近の最高額が約8億9000万円! 9億円が目前に近づいてきた時期もあったがライブドア事件で資産は7億円台に戻った。ライブドア事件が及ぼした株式市場への影響について話を聞いた

えす

東京都出身、30代前半の普通のサラリーマン。転職経験1回。1996年、元本90万円から株式投資を始める。2003年3月、投資額800万円が160万円台まで落ち込み、本腰を入れる。2004年5月末に残高1億円を突破。2005年9月に2億円、11月に5億円を突破。もっぱら売買はケータイで行い、業務中の売買はほとんどない。著書に『サラリーマンが株で1億円を稼ぐ!!』(マガジンハウス)がある。ホームページ:http://esu.jp/

ライブドア株を買わなかった理由

実は、ライブドアには3年ほど前に一度興味を持ったことがあります。でもいろいろと調べてみて信用できない会社だということがわかったので投資は見送りました。さすがに、ここまでの事態は予想していませんでしたけど。

ライブドアに興味を持ったのは、業績の伸びがすごく良かったからです。それで調べてみたら、堀江さんという20代で東大中退の若社長がやっている。「これくらい業績を伸ばせるのなら、この社長は結構経営能力があるんじゃないか」って思い、その時の財務諸表を調べたんですよ。そうしたら「あれ? 何だかおかしいな??」と感じるところが何カ所かあった。それが何だったかはちょっと思い出せないんですけどね。

ただ、投資を止めたのは、財務諸表の問題よりも、堀江さんを経営者としていまひとつ信頼できなかったという理由の方が大きいですね。上場する時は、資金を集める目的を書かなければならないのですが、ライブドアの前身のオン・ザ・エッジは、「Web構築と、そのためのサーバの増強といった名目でお金を集めたい」と言って上場時の資金を集めていた。

投資家を欺いても平気な経営者には投資しない

ところが、上場して1ヵ月後くらい経ったとき、突如として、「ファイナンス事業でベンチャーキャピタルをやる」って言い出したんです。当時は、「ベンチャーキャピタル」って流行だったんですね。ソフトバンクとか光通信に代表されるように、「ベンチャーキャピタルをやる」といえば株価が上がる時代でしたから。

でも、上場して2~3年経って新規事業を始めるのであれば話は別ですけど、上場してたった1カ月で、いきなりそういうことを言い出すのは、やっぱり違和感がありますよね。「だったら何で上場時に言わなかったんだよ。これじゃ投資家を欺いたと言われてもしょうがないよね。」と言いたくなる。「堀江っていう社長は、投資家を欺いても平気な人間なんだな」という印象を持たざるを得なかった。

いつも言っているように、経営者が信用できない会社には投資しないのが僕のポリシー。だから、最終的にはライブドア株は買いませんでした。

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