えす
東京都出身、30代前半の普通のサラリーマン。転職経験1回。1996年、元本90万円から株式投資を始める。2003年3月、投資額800万円が160万円台まで落ち込み、本腰を入れる。2004年5月末に残高1億円を突破。2005年9月に2億円、11月に5億円を突破。もっぱら売買はケータイで行い、業務中の売買はほとんどない。著書に『サラリーマンが株で1億円を稼ぐ!!』(マガジンハウス)がある。ホームページ:http://esu.jp/
06/03/24更新
800万円の投資額から絶頂期は時価総額8億9000万円を達成した背景には、自らが信じ、投資し続けたサイボウズ株の高騰がある。「デイ・トレードでは儲からない」――そう断言する「えす」氏の投資スタイルは、堅実な投資哲学と徹底した実践に裏づけられたものだ。今回は、えす流「伸びる会社の見分け方」を見ていこう
東京都出身、30代前半の普通のサラリーマン。転職経験1回。1996年、元本90万円から株式投資を始める。2003年3月、投資額800万円が160万円台まで落ち込み、本腰を入れる。2004年5月末に残高1億円を突破。2005年9月に2億円、11月に5億円を突破。もっぱら売買はケータイで行い、業務中の売買はほとんどない。著書に『サラリーマンが株で1億円を稼ぐ!!』(マガジンハウス)がある。ホームページ:http://esu.jp/
サイボウズに大きく投資したのは、株価が割安だったということもあるけど、すごく誠実な会社だと感じたから。なぜ誠実だと思ったかという理由の1つに、上場後、経営陣がほとんど自社株を売っていなかったという部分があります。
この会社は3人で創業されたんですが、上場時にちょっと売っただけで、それ以降、3人とも、株価が上がろうと下がろうと、(当時は)1株も売っていなかった。しかも、上場前に付与した安い価格で行使できるストックオプションで株式を取得できるチャンスがあったのに、経営陣はそれさえも放棄した。
「上場時よりも株価が下落してしまって、株主に申し訳ない」と言って、時価で株を取得するストックオプションに変更したんです。あの姿勢はたいしたものだと思いますよ。
そもそも、イチから会社を立ち上げて上場させたわけだし、もっと上場益を取っていいと思うんだけど、経営陣から、お金じゃなくて「サイボウズという会社を大きくして世界に広めるんだ」という気概がすごく感じられた。
そこに共感したし、「株価が下がっても応援したい」という気持ちになりました。僕の場合、「経営陣が株主に誠実か」どうかは、投資先を選ぶ際の重要なポイントになるんです。
もちろん、株主に“不誠実”でも、どんどん伸びる会社もありますよ。だけど、信用できない会社がいくら伸びてもまったく興味がない。だって信用できない会社に投資して儲かったとしてもたいして嬉しくない(むしろ損した時のショックが大きい)。どっちにしても絶対に買わないからね。信用できる会社しか買わないというのが僕の投資ポリシーですよ。