07/03/20更新
具体性のある話こそが評価される
アメリカの法律事務所に勤めていたとき、採用側の人間として面接をしたことがあります。そこには、優秀なロースクールの卒業生なども来るのですが、みんな「自分は国連でインターンシップをやっていました」とか一生懸命セルフ・プレゼンテーションをします。でも、いくら自分を飾ろうとしても、話の中に「自分は○○だから●●できる」といった具体性がなければ、採用担当者の目をゴマ化すことはできません。
ですから、面接や交渉の場面でもし「ハッタリをきかせている」と思われそうになったら、例えば関与しているプロジェクトにおける自分の役割などを具体的に説明するといいでしょう。僕が事務所と年俸交渉をした際にも、いくら自分が有名なプロジェクトのメンバーだったことを主張しても、それだけではアメリカ人の交渉相手には響きません。しかし、そのプロジェクトの中で自分がどのように動いたかというところまで具体的に説明すると、きちんと評価してくれるのです。
また、「あれもこれもできる」と言うよりも、自分の一番売りにしているところ、得意な分野にポイントを絞って主張することも重要です。年俸交渉をする際には、前年の「ジョブ・ディスクリプション(職務記述書)」をベースに話をするのですが、自分が過去1年間何を売りにしてきたのか、そして次の1年間何ができるのかを明確に主張すると効果がありましたね。


