07/05/15更新

フリーランスで働く――。会社組織の一員として働いていると、そんな考えが頭をよぎることもある。だが、プロジェクトベースの仕事が多いIT業界。ジャーナリストなどとは違い、“フリー”とはいえ、チームでの仕事を余儀なくされる場合がほとんどだ。そんな“フリーランス”でありながら、想像以上に“フリー”ではないエンジニアの日常をフリー歴4年目の木崎氏(仮名・32歳)の日記からのぞいてみよう。

フリーエンジニア 木崎丈幸氏(仮名・32歳)

大学卒業後、国内大手SIerに就職するも、「幅広い業務がしたい」と半年で退職。二次請けの開発会社でCOBOLからJavaまで幅広く経験。翌年にリーダーに昇格すると、仕事ぶりがプライマリの外資系ソフトベンダーの目にとまり、スカウト転職。同時期に、知人が起業。会計システムをボランティアで構築するうちにフリーランスへの意識が芽生え、2004年に独立。ホストのような見た目だが、培ってきた技術力とキメ細やかなコミュニケーション力で顧客からの信頼は厚い

4月x日  身体がキツイので年収1000万円を狙わない

今日から始めるフリーエンジニアな僕の日記。本当に日記だから、この後、どんな展開になるのか……。毎日は書けないし、グチとかも出てくると思うけど、我慢して読んでもらえたらうれしいな。

というわけで、今日の話。来週から業務委託がスタートするゲーム会社との打ち合わせがあった。本日の予定はこれのみ。しかも午後からだったから、午前中はのんびり。今さらながら、こういう時は「フリーになってよかったぁ」とシミジミ思うよね。しかも、サラリーマン時代よりはかなり自由になったのに、稼ぎもずいぶん増えたし。今回ゲットした業務委託で、当面は収入も安泰かな。

「フリーエンジニア」っていうと、世間では「身分が不安定なわりに稼げない」というイメージを持っている人もいるみたいだけど、僕の周りには、サラリーマン時代よりも稼いでいる人がたくさんいる。僕自身を含めてね。僕の場合、サラリーマン時代は年収500万円位だったけど、フリーになってから4年が経つけど、多い時で1000万円弱、平均して700万円前後は稼いでる。本当は常時1000万円を稼ぐことも不可能ではないんだけど、そうなると体力的にキツイので、意図的に仕事をセーブしている状況。

サラリーマン時代のように交通費は支給されないし、国民健康保険に入って高い保険料を払わなければならなかったり、年金がサラリーマンより不利になったりと、確かにフリーのデメリットもあるけど、こういう点を考慮しても年収はかなり増えたから、自分としては十分満足しているよ。

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