07/07/13更新

数年来続くエンジニア職の人手不足。それに合わせるように、技術力重視でいればよかったフリーエンジニアに求められる能力も変わってきている。仕事が取れなくなれば“廃業”というプレッシャーの中で、生き残るためにどうすればよいか。サラリーマンとは違う仕事の取り組み方やスキルアップの方法など、フリーランスならではの仕事術をココに大公開!

フリーエンジニア 木崎丈幸氏(仮名・32歳)

大学卒業後、国内大手SIerに就職するも、「幅広い業務がしたい」と半年で退職。二次請けの開発会社でCOBOLからJavaまで幅広く経験。翌年にリーダーに昇格すると、仕事ぶりがプライマリの外資系ソフトベンダーの目にとまり、スカウト転職。同時期に、知人が起業。会計システムをボランティアで構築するうちにフリーランスへの意識が芽生え、2004年に独立。ホストのような見た目だが、培ってきた技術力とキメ細やかなコミュニケーション力で顧客からの信頼は厚い

6月×日 “フリー症候群”なサラリーマンSEに捧ぐ

大学時代にバカやった仲間3人と飲み。1人は国内大手SIerでエンジニアをやっているんだけどさ。

「お前見てるとさ、オレもフリーになろうかなって思うよ……」って唐突に言い始めるのよ。女房・子供もいる奴がだよ。

実際、フリーエンジニアになってからというもの、サラリーマン勤めの友達から“人生相談”が増えた。本気でフリーになろうと思って相談してくる奴もいるけど、大体は会社に不満を抱えている。だけど辞めるほどの度胸はないとか、ただの現実逃避ね。今回は前者。僕からフリーの厳しい話を聞くことで「サラリーマンの方がマシ」ってカンジで、自分を納得させようとしているタイプだね。僕は心理カウンセラーじゃないっての。

フリーの僕からすると、サラリーマンがある程度のポジションについて、部下を抱え、給料もソコソコもらっているのを見て羨ましいと思うこともある。けど、今は一部上場企業でも平気で倒産する時代だからね。倒産までしなくても、リストラされてしまうことだってある(「早期退職募集」とか、事実上のリストラ込み)。「大企業=一生安泰」みたいな図式は完全に崩れているからしょうがないのかな。

フリーエンジニアのことを、「収入が不安定」だとか「退職金もないし、年金も少ないから老後がヤバイ」とか言う人がいるけど、このご時勢、ほとんどの企業が職級制でしょ?出世できなければ給料はいつまでたっても安いし、年金なんてアテにできるの? って言いたい。逆に、フリーになった時点で年金とか保険・税金なんかの危機管理能力って必要になってくるから、フツーに働いているだけの人よりかは、いろいろ手は打っていますよ。

結局、話のオチとしては、「サラリーマンだろうがフリーだろうが、最終的に頼れるのは自分の腕」と思うようにしてる。これ、エンジニアに限らずどんな職種にでも通用すると思っている僕的格言。

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