06/08/25更新

大企業への転職がキャリアアップと考えている人は多い。だが、その“常識”について、上場Eコマース企業の人事マネジャーは警鐘を鳴らす。IT業界で、社員のキャリアデザインを真に受け止め、IT人材が本当にキャリアを積める環境、キャリアアップを果たせる会社とはどういうものか。1人当たりの年商が1億円を越える成長著しいEコマース企業編も、とうとう最終回に!

半年に一度の人事面談で社員の“ホンネ”を探る

金融系Eコマース企業
人事部長
清水和弘氏(仮名・34歳)

SIerのSEだったが、2000年、知人が自社独自開発のシステムを武器とする金融系ECサイトの立ち上げに参画。設立メンバーの1人として、開発から採用まですべてをこなす。2004年の上場をきっかけに人事部長に。会社に対する熱い想いだけではなく、技術者や開発者の気持ちが分かる人事として、同社になくてはならない存在として活躍している

時折、経営陣の立場として「辞めてほしいな」と思う人がいます。でも、そういう人は、こちらから何も言わなくても、自然と自分から辞めていくものです。

ウチでは半年に一度、社員は目標管理シートを書きます。自分が半年間やってきたことを振り返るなかで、「目標を達成できたのか、できなかったのか」を認識できるようにしてもらうためです。本当に何らか実績を残していなければ、文字に落とすのは難しいですから。

なかには、面談時に目標管理シートに眺めているうちに次第に悶々としてきて、「自分は友人から誘われているので、そっちに転職したい」と言い出したりする人もいますね。社員の“ホンネ”を知るには、いい機会だと思います。「こいつは会社を辞めたがっているのかな?」とか、察することができるので、それによって対応策を講じることもできますからね。

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