06/06/15更新

社員1人当たりが叩き出す利益が2億円。この超優良IT企業を支えるのが、優秀なエンジニアだ。企業の生命線ともいえるシステムを「自前」にこだわり、成功している同社。それは、エンジニアへの深いコミットメントと低い離職率だからこそ実現できるものだ。人事部長を務める清水和弘さん(仮名・34歳)に、採用戦略から“エンジニア論”、マネジメント法まで、話を聞いた

疑わしきは、上っ面だけの履歴

金融系Eコマース企業
人事部長
清水和弘氏(仮名・34歳)

SIerのSEだったが、2000年、知人が自社独自開発のシステムを武器とする金融系ECサイトの立ち上げに参画。設立メンバーの1人として、開発から採用まですべてをこなす。2004年の上場をきっかけに人事部長に。会社に対する熱い想いだけではなく、技術者や開発者の気持ちが分かる人事として、同社になくてはならない存在として活躍している

最近はウチの会社もそれなりに有名になって、自社HPを通じての応募も多くなってきました。それに伴って、僕らも限られた時間でなるべく優秀な人材を採用するために、できるだけ履歴書から多くのものを読み取るようにしていますね。

例えば、技術のアピールの仕方。WordのようなワープロソフトとTCP/IPのようなスキルを並べて書いている人がいますが、これはNGです。

本当にTCP/IPを知っているのだったら、Wordと並列に書くのはおかしい。むしろ、「この人の技術って大したことないんだろうな」と思われてしまう可能性があるので、やめるべきです。

履歴書の経歴を見れば、だいたいウチの会社でやっていける人かどうかの判断はつきますね。ウチで成功した人と、うまくいかなかった人の事例が頭にインプットされているので、経歴が似た人同士を比較すれば、ある程度その人の将来は予想できるんです。

もっとも、履歴書には何でも書けますから、やはり最終的には会ってみないとわかりません。平気で嘘を書く人もいますしね。例えば、Orcle Masterの資格を持っていると書いておきながら、面接してみると「今勉強中です」とか。こういう人は、技術うんぬん以前に、人として信用できない。当然落とします。

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