06/09/01更新

プライマリー企業のプロマネは比較的楽、というイメージを覆した女性プロマネの夏目ケイコさん(仮名・29歳)。自ら、「プロジェクトによって男性向き、女性向きがある」と語りながらも、本人はジェンダーを越え、過労とストレスで病気にかかることもあったほど、超ハードに働く。そんな彼女の目指すキャリアは、さらなる高みを目指していた。仕事としての夢、そしてオンナとしての結婚観にも迫った第2弾、いよいよ終幕!

“月9ドラマ”は4~5年見ていない
休日も、フト考える仕事のこと

夏目ケイコ(仮名・29歳)

大学卒業後、米国へ留学しMBAを取得。帰国後ITベンダーへ入社。SEのキャリアをスタートさせる。ずっと現場主義できたが、マルチプレイヤー志向が強く「足りないのはマネジメント能力」と悟り、社内でプロジェクトマネジャーに転身。顧客と一体になって進めていくその手法には定評がある。現在、内に秘めた将来の夢に向かってガムシャラに働いている。

今は仕事が忙しい上に、夜や週末も仕事関係の飲み会やら勉強やらで潰れちゃうことが多いです。プライベートな時間はほとんどないですね。平日、普通にOLをやっている学生時代の友達と会うなんて絶対に無理。「月9ドラマ」は、ここ4~5年見てないです。

PMは、お客さんやSIerさんの半歩先に行って、引っ張っていかないといけないですから、理論武装も必要だし、常に新しい知識を吸収しておかないとナメられてしまいます。Webや雑誌に載っている記事を読むのも、新しい技術の情報を仕入れるのも、今担当しているお客さんの業界事情を勉強するのも、やって当たり前。

でも、それだけじゃ全然足りない。私たちにとって一番必要なのは、生の「失敗談」です。私自身、そんなに経験が豊富なわけではないですし、失敗しないためには、他人の失敗例を聞いて二の足を踏まないことが一番賢明な策ですから。

そういう情報を仕入れるために、仕事が終わった後で、会社の先輩に「今、こういうことで困っているんです」とこちらから雑談を仕掛け、飲みに行くこともあります。プロジェクトのメンバーとも飲みに行きますが、スタート時間が遅いせいもあり、結局終わるのは深夜の3~4時。それから家に帰ってちょっと休んで、朝10時にはプロジェクト先に行く。ホントに自分でもあり得ないくらいハードな生活をしていますよ。それが婚期を逃している原因かも(笑)。

それでも、最近は土日のうち一日は休むようにしています。ただ、何だかんだ言っても、仕事のことを考えてしまうことが多いかな。PMをやっていて一番難しいのは、ウチの会社のメンバー、お客さん、お客さんのSIerさんの考えていることがみんなバラバラだということ。PMとしてはなるべくそこを融合させなきゃいけないし、そこに一番時間がかかります。「どうやったらうまく行くかなぁ……」とか、ボーっと考えていますよ。サザエさんを見ながらね。

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