06/12/12更新

プレゼンテーションやブリーフィングなど、エンジニアにとって会議やミーティングは非常に重要な要素を占める。チームとしての“会議力”がプロジェクトの質や成功率を決めるといっても過言ではない。エンジニアにとっては会議力を上げることが、キャリアアップにつながるといえるのだ。そこで、プロジェクトを前に進め、プロマネとしてキャリアアップするために必要な会議のノウハウを伝授しよう!

「会議はサイエンスである」――。

シリコンバレーでインターネット上のマーケティング会社GAZOOBA(ガズーバ)を成功させ、現在はマネジメントコーチとして活躍する大橋禅太郎氏はそう言い切る。

会議をサイエンスと言うからには、それを効率的に行うための「公式」が存在する。だが、それを知らないビジネスマンが目立つと大橋氏は嘆く。禅太郎流・プロジェクトを進めるための“すごい会議”の方法を聞いた。

「○○さんと同じです」という発言をなくす方法

Management Coach
株式会社
代表取締役
大橋 禅太郎氏

1964年宮城県生まれ。26歳で石油掘削現場で貯めた1000万円を元手に、日本の科学技術情報を海外へ提供する会社を起業。28歳で渡米し、シリコンバレーにインターネット・マーケティング促進会社GAZOOBAを起業、10億円以上の投資を得る。2001年に売却。GAZOOBAで受けたマネジメントコーチのサービスに感銘を受け、アメリカマネジメントアソシエーツ社とライセンス契約を結び、経営ミーティング技法を日本の企業に伝承中

会議に参加しているメンバーの多くは、決してその会議に出たくて出ているわけではありません。彼らは、ただ呼ばれたからそこに座っているに過ぎないんです。

そこで、会議の進行役がまずやらなければならないのは、彼らに会議に参加する「意思」を持たせることです。そのために、次の質問をしてみましょう。

「このミーディングが終わったとき、どのような成果を期待しているか」

この答えを全員に紙に書いてもらって発表させる。今までにないやり方で会議をスタートさせましょう。皆、はじめは面食らうかもしれませんが、書いてもらって発表させることはいろいろなメリットを生みます。

まず、文字によって考えを端的に示すことで、1人ひとりの意見が短くまとまりやすい。そして、もっとも重要なのは、記入していれば、他人の意見に左右されなくなることです。1人ずつ口頭で発表すると、2~3人目からは、「僕もそうなんですけど……」といった発言が出てきてもおかしくありません。ですが、自発的に書かせる場合、他人の意見を見ることはできません。つまり、「○○さんと同じです」と発言しにくい仕組みになっているのです。

さらに、その会議で何をやるのか「目標設定」ができるメリットもあります。人間は不思議なもので、自分で目標を立てると何となく「やってやろう」という気になることが多い。そして、他人に言われたのではなく自らが立てた目標設定は、熱意を持って遂行される傾向が強いんです。

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