06/08/29更新

「ベンチャー企業の社長とは、すごく波長が合う」という。それはおち氏が実践するシゴト術と、成功する起業家の働き方には共通する部分が多いからだ。「ポジティブ・シンキング」「ネガティブ・シミュレーション」「一石多鳥」……クリエイターとして、ビジネスをプロデュースすることもあるおち氏が、若手起業家のマインド、キャリア意識、そして彼らが持つビジネスへの“勘”と“嗅覚”の磨き方を紹介する

ビジネスモデルは“アート”
「ありそうでなかった」を発見する

仕事でもプライベートでも、ベンチャー企業の社長さんと付き合う機会は多く、なぜかすごく波長が合うんですよ。理由はいくつか考えられるけど、一番重要なのは、僕も社長さんも「何でもできる」って思っていることだね。もちろん、冷静に「それはやめておきましょう」と言うことはありますけど、まずは、「できる。よし、やろう」、とポジティブ・プランニングから入る。もし、「そんなの無理ですよ」とネガティブにこられたら、やっぱり合わないんじゃないかな。

そして、やると決めたら、石橋を叩きまくる。そこからは逆にネガティブ・シミュレーションですね。僕とベンチャー企業の社長さんは、ポジティブ・プランニングとネガティブ・シミュレーションをする時期が、ほぼ同じタイミング。要するに、「これ、すごいよね!」とか「ああ、これじゃ、ダメじゃないですかね……」という感覚がシンクロするんです。

ポジティブなだけで突っ走っている会社ってダメだし、ネガティブなだけで、躊躇し続けている会社もダメでしょ? 成功しているベンチャー企業って、そのバランスが絶妙だから、うまくいっているんだと思う。

もう1つの理由は、お互いに「ありそうでなかった」を発見し続けているってこと。僕がやっているクリエイティブも、付き合いのある社長さんたちがやっているビジネスも、みんな「ありそうでなかった」ものでしょ。インターネットの広告代理店もありそうでなかったし、ブログも、女性だけのマーケティング会社も、若者ウケしてるデザイナーズ・ワンルームマンションの会社も、全部ありそうでなかった。

僕にとっての「ありそうでなかった」は番組とか作品ですが、社長さんにとっては、ビジネスモデルがまさにそれです。それって単なるビジネスというよりも、“アート”に近いものだと思う。それに、僕と社長さんの発想の仕方って、すごく似ているんです。僕たちのウマが合う大きな理由なんだと思います。

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