06/09/26更新
実るほど、頭を垂れる稲穂かな――、おち氏はデキる起業家を総評してそのように例える。雑誌『SPA!』で連載中の「社長の腹」で50人近くの話題の経営者と会い、それ以外でもベンチャー企業を含めたさまざまな経営者と交流のあるおち氏が起業家論を語る! おち氏が見てきた“デキる起業家”マインドはキャリアアップに限らず仕事をしていく上でも参考になるものばかりだ。
ベンチャー社長は腰が低い
実るほど、頭を垂れる稲穂かな
成功しているベンチャー企業の社長というと、強烈なキャラの持主で偉ぶっているイメージがあるかもしれないけど、実際の社長の素顔はだいぶ違います。まず、メチャメチャ腰が低い。ちゃんとエレベーターまで送りに来てくれて、ずっと頭を下げているし、僕がおもしろいことを言えば、「それ、おもしろいじゃないですか」みたいな感じでこっちに合わせてくれたり。成功している社長さんで腰の低くない人に会ったことはないですね。
もちろん生まれ持った資質もあるとは思いますけど、世間では華々しいイメージのある社長さんでも、みなさん必ず苦しい時期を経験していて、初めからからうまくいった人っていない。若い頃にお金がなくて辛かったことをいつまでも忘れないでいるし、人の苦しみも理解できるから、自然に腰も低くなるんです。昇れば昇るほど、どんどん腰が低くなる。まさに、「実るほど、頭を垂れる稲穂かな」ですよ。
逆に、成功していない社長さんほど天狗になっている人が多い。社長になったことだけで満足していて、やたらと態度がデカい奴とかね。それで、大成功している社長さんには「社長同士、仲良くやりましょう」などと、馴れ馴れしく接している。「お前とその人では年商も全然違うし、社長の重みが違うだろ」って。


