07/07/04更新

トップセールスマンに多い二つのタイプ

脱落していく人も多いのが生保営業の世界ですが、一方で、私が課した「3倍」のノルマを楽々こなしてしまう人もいます。もちろん、ノルマの3倍売るというのは口で言うほど簡単なことではありません。営業の世界でそれが実現できる人は、だいたい2種類のタイプに分かれます。

1つは“ワケあり”の人。例えばダンナさんと別れて子供を3人抱えていたりとか、生活保護を受けて生活していたといった人たちです。こういう人たちは、「子供たちだけには自分がしたようなツラい思いはさせたくない」ということで頑張っているケースが多いです。自分が苦労してきている分、人にも優しくできるのです。

例えばあるお客さんについて周りがどんなに悪く言おうが、その人が困っていたら絶対に見捨てず、自分のできることをやってあげようと努力します。こういう人は、お客さん対してだけではなく、誰に対しても優しいのが特徴です。

もう1つは、しっかりした職業についているダンナさんがいて、経済的にも裕福なのに、時間を持て余していたり、刺激を求めて保険の営業をやったりしているような人です。私は後者のタイプなんですが、このタイプの人は、いざとなったらダンナさんが守ってくれるから、どこか心に“余裕”があるんですね。ダメ営業マンを見ていると、だいたい商品を売ることだけに一生懸命になっています。

でも、生命保険というのは、将来お客さんが病気になったり死んだりして本人や家族が困らないようにするためのものだから、まず目の前のお客さんを愛してあげられなければ、お客さんに役立つ生命保険を提案したり買ってもらうことなんて到底できないと思うんです。保険のトップセールスの中に、裕福な家庭の奥さんが意外と多いのは、お客さんを愛してあげるには、自分にも心の余裕が必要だからかも知れません。

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